【「あの村」のタケノコは】代表的なタケノコ3種類を紹介!【何ダケ……?】

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こんにちは。

毎年暑くなってくると、夏の海に向けてダイエットを始めるきのこです。

でも、思い返せば一度も夏の海で遊んだことがなかった。

いつになったらビーチバレーできるんだろう。

そんなインドアな私でも楽しめる「あの村」です。

 

タケノコってなに?

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さて、前回は「あの村」の豊富な資源である竹を使った「竹蒸し料理」を紹介いたしましたが、

今回はタケノコについて紹介したいと思います。

まず、タケノコとは一体何者なのでしょうか。

タケノコについて集めた情報を箇条書きにしてみました。

  • タケノコ(筍)とは竹の「芽」の部分のこと
  • 70種類ほどある竹のうち、食用になるタケノコは数種類
  • もっとも知られている食用のタケノコは孟宗竹(もうそうちく)
  • 温暖な地域に多く生える
  • タケノコはすべての種類の竹の芽の「総称」

タケノコは春の味覚を代表する食材の一つですね。ていうか70種も竹の種類あったんだ。

 

名前の由来は?

「筍(たけのこ)」という漢字は「旬(しゅん)」に竹冠がついていますよね。

「旬」は10日間のことを指し、タケノコが「一旬(10日間)」ほどで、竹にまで生長してしまうことから「筍」とつけられたのだとか。

他にも、タケノコを美味しく食べられるのは10日間程度だからその名前がついた、など諸説あるようです。

 

タケノコの主な種類

主に食用にされているタケノコのうち3種類を紹介いたします。

 

孟宗竹(もうそうちく)

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画像参照:「旬の食材百科

 

  • 一般的に流通しているタケノコ。
  • 食用にされている中で一番大型で、直径は10〜15cmと太く、皮の表面には細かい産毛がある。
  • 穂先が黄色や黄緑色のものが美味しい。
  • 地下茎が深く、地上に出ているものは固く、アクが強いため、まだ地上に出ていないものを掘り出す。
主な産地 九州・四国・関西地方。
3〜4月。
味の特徴 肉質が柔らかく、えぐみが少ないのが特徴で、甘めの奥深い味わいがある。
調理方法 アク抜き下処理が必要。先端を少しカットして縦半分に割り、火の通りを良くしたら、米ぬかと赤唐辛子と一緒に鍋に入れ、材料が浸るくらいの水を加えて1時間程度茹でる。竹串で刺して、スーッと通るくらいで茹で上がり。そのまま半日程度冷ました後に、皮を剥いて用途に合わせ切り分けたら、水に浸けて冷蔵庫で保存する。

 

淡竹(はちく)

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画像参照:「旬の食材百科

  • 皮がうすい赤茶色で、表面は産毛がほぼなくツルツルとし、細長い形をしている。
  • 地下茎が浅いため地面にすぐ出てくるが、地面より下の部分は硬くて食べられない。
  • 淡竹(はちく)を採るときは、地面から30〜40cm程度のものを折り曲げるようにして引っぱると抜けるようにして採れる。
主な産地 九州・四国・中国・近畿地方。
5〜6月。気温が上がるころ。
味の特徴 柔らかい果肉でシャキシャキした食感であり、ほのかな風味がある。
調理方法 甘みや、苦味が少なく、アクも少ないので新鮮な掘りたてなら生でも食べられる。茹でるときは孟宗竹(もうそうちく)と違い水だけでよい。皮を剥き水から30分ほど茹でる。少し伸びすぎているものや、青々とした色のものは、孟宗竹(もうそうちく)と同じように米ぬかを加えてアク抜きをした方が無難。

 

真竹(まだけ)

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画像参照:「旬の食材百科

  • 皮に黒い斑点があり産毛はほぼなくツルツルしている。
  • 地面から30〜40cm程度の細長い形。中華ちまきを包んでいる竹の皮は、ほとんどが真竹(まだけ)の皮である。薄くて、丈夫な上、抗菌性と通気性がある。
  • 淡竹(はちく)と同じように地下茎が浅く、採り方も同じ。孟宗竹のような固さはない。
主な産地 九州・四国・中国・近畿地方。
5〜6月。梅雨前。
味の特徴 コリコリとした食感で、風味が良く、煮物や炒め物によく合う。
調理方法 淡竹(はちく)とも似ているが、苦竹(にがたけ)とも呼ばれるように収穫後時間が経過したものはアクが強くなるので、孟宗竹(もうそうちく)と同じように米ぬかを使って茹でる。

ここで紹介した以外にも、姫竹(別名:根曲がり竹)、四方竹(しほうちく)、寒山竹(かんざんちく)、大名竹(だいみょうちく)といった種類の竹のタケノコも食用とされているそうです。

今まで私が食べたことのあるものは、孟宗竹(もうそうちく)のみでした。

中には、秋が食べ頃のタケノコもありますが、いつか食べ比べをしてみたいと思っています。

 

「あの村」にタケノコは生えるか?

GW中の2017年5月4日~5日にかけて「ダコタファイアーホール」という北米のネイティブアメリカンの使っていた、地面に穴を掘るだけの簡易かまどを作るワークショップをおこないました。

その際に、私はタケノコを一生懸命探しました。

(ずっと下を見てウロウロしていたので、初めてお会いする参加者には「なんかやべーやついるな」と思われたかもしれませんので、ここで弁明しておきます。)

 

 

ですが、探せども見つからず、タケノコのならないタイプの竹だったんだな〜と諦めていたのですが、

ワークショップ最後の片づけの際に、無事タケノコ発見することが出来ました。

 

小指程度のサイズのかわいいタケノコでした。

 

タケノコをもいでイイ笑顔の村長

タケノコをもいでイイ笑顔の村長

 

 

生のタケノコのお味

 

そんな我らが村長はワイルドなので、見つけたタケノコを、なんと生のままお口に入れるという暴挙にでます。

 

生でイケるんじゃなーい?
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結果……

 

村長・堀元
う〜ん、美味くもないが不味くもない。なんとも面白ポイントのない味だ。

 

 

きのこ
なんか……リアクション取りづらい味っすね。(結局自分も生で食べた)

 

かなり若いタケノコだからなのか、えぐみやアクは感じなかったものの、特に美味しい訳でもなかったです。

言うならば、生の植物食べてる感はありました。あたりまえだけど。

ちなみにタケノコは、剥き剥きしたらさらに小さくなってしまい、小指の先くらいしか可食部がなかったです。

 

 

そして、ちゃんと食べてみた

 

「ダコタファイアーホール」のワークショップで見つけた「あの村」で初めてのタケノコは、小さすぎて味もよく分からない感じで終わってしまいましたが、

5月20日~21日におこなわれた「あの村」初の建造物である小屋作りワークショップの際には、

より大きくなったタケノコが大量に見つかりました!!

しかもいっぱい生えてる!!!

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タケノコの種類については、「あの村」の植物についていろいろと調べている副村長のナナシロいわく、「淡竹(ハチク)」とのこと。

たしかに斑点がなくツルツルした皮ですね。

 

こんなに大量

こんなに大量

前回同様に生で食べたところ、大きく育ったものだからか少しアクっぽい感じが。

なので取れたタケノコは焼きタケノコにしました。

竹を器がわりにして焼く

竹を器がわりにして焼く

ナイフで切って……

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お味はいかがかな……

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ものすごいスピードでかじりついてると思われる副村長・ナナシロ

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咀嚼スピードもすごいのか、ブレブレの写真

 

 

村長&副村長:うんまぁぁぁぁぁぁい!!!

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焼きタケノコに醤油を垂らしたところ、とても美味しい。

自然の中で自分でタケノコを収穫して焼いて食べるという喜びもあいまって、最高の味でした。

 

 

タケノコの命は短い

タケノコは名前の由来の通り、収穫できる期間が非常に短いです。

次に「あの村」に行くころにはもうタケノコが竹になってしまっていると思うので、次にタケノコを味わえるのはまた来年です。

ムラマガをご覧のみなさんも、来年のタケノコシーズンにはぜひ「あの村」で私と一緒にタケノコを味わっていただきたいと思います。

焼きタケノコはもちろん、てんぷら、炊き込みご飯などさまざまな料理で楽しみたいですね。

 

 

 

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それではごきげんよう!

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