はじめに
牛乳パックが実はアウトドアシーンでむっちゃ使えるらしい。
みなさんこんにちは。
「あの村」スタッフのカンザキです。
今回の記事では私たちの身近な存在である牛乳パックが、
実はアウトドアシーンにおいてさまざまな形で使用ができるということを聞きつけたため、
牛乳パック最強説と題し「あの村」で実際に検証した一部始終をお伝えしたいと思います。
牛乳パック最強説の概要
使用用途
さまざまな用途があるとお伝えしましたが、具体的にどんな使い道があるのか確認してみましょう。
1.飲める
牛乳パックなので、もちろん最初は飲み物が入っています、自明の理でしょうが飲料としてのどを潤すことができる。
2.まな板
牛乳パックを切り開き、まな板代わりに使えるということらしい。
3.燃料
実は牛乳パックはしっかり長く燃えるので着火剤や燃料がわりに使えるらしい。
4.ランプ
その燃焼効果の良さから、細く切ることでランプがわりに使えるらしい。
よく燃える←なんで?
素材に秘密がありました。
燃焼効果が強いとお伝えしましたが、牛乳パックは普通の紙となにが違うのか、ご説明したいと思います。
牛乳パックの素材はただの紙とは違い、内側にツルツルとしたコーティングがされていますよね?
【ツルツルの正体と燃焼効果の理由】
一般的に薄く伸ばしたポリエチレン(プラスチックの一種)が使用されている。(参照:株式会社 明治 公式サイト)
ポリエチレンが利用されていることで通常の紙よりもゆっくり、かつ、しっかり燃えるため、たき火の燃料としても利用価値が高い。
ちなみに、燃やすと有毒ガスが出るような危険なプラスチックも多いですが、
ポリエチレンは問題ないようです。(参照:知っておきたい危ない化学物質)
やってみた
理論もわかったことですし、
なんでも思いついたらすぐにやるのが「あの村」流です!
さっそく一つずつ検証していきましょう。
1.飲む
飲料用の牛乳パックをスーパーで購入しました。
困惑する様子の馬場くんでしたが、大した問題ではございません。
それから村についてしばらくして、のどが渇いたであろう頃に呼び出してあげました。
馬場くん、よろしく。
若干の苦悶を感じる表情ですが、いい飲みっぷりです。
「お腹を抑えるほど美味しい」という新しい表現ですかね。
結論:のどを潤すことができたっぽいが、一気飲みは辛い。
ちなみに飲み終わったばかりの牛乳パックは湿気が抜けないので乾かす必要があるため、
この後の実験には自宅から持参した牛乳パックを使用することにしました。
豆知識:料理番組等でよく行われている手法です。
2.まな板
切り開いたパックの内側を使って調理を始めます。
あとは通常の調理同様食材をどんどん切っていきます。
結論;機能として全く問題がありませんでした。
むしろ、お鍋に直接入れるときにすでにある折り目を活かして入れられるので下手なまな板よりもアウトドア向きです。
そして最終的には牛乳パック自体も燃やして廃棄が可能なのでエコかつ衛生的でもあります。
3.燃料
今回は薪を先に燃やしておいたのですが、火の中にくべます。
とりあえずどんどん入れていきます。
このようにちょっと引くぐらい大炎上します。
結論:むっちゃよく燃える
豆知識:勢いよく燃えている様子をわざとらしく表現してもらいました。
4.ランプ
通常のランプでは面白みが足りないので、
細く長めに牛乳パックを切り、火をつけてみました。
ジリジリ燃え上がってくるのが楽しい。
良い子は真似しちゃいけない遊び方ですが、大型の線香花火のようなものです。
結論:とりあえずたのしい。
5.その他
鍋の蓋が足りず、代わりに牛乳パックをかぶせることにしました。(画面左奥)
豆知識:蓋としても流用可能です。
おわりに
結論:牛乳パックは最強だった。
いかがでしょうか。
ご家庭で日常的にでるゴミとしてしか扱われていなかった牛乳パックですが、
こんなにも利用価値が高かったなんて驚きではないでしょうか。
正直私もあまりに便利なので、牛乳パックが大好きになりました。
これからの季節、キャンプやBBQに行く機会が増えると思いますが、その際には牛乳パックを持っていくことをおすすめします。
アウトドアだけでなく、災害時の備蓄として保管しておくのもいいですね。
そして「あの村」に遊びに来る際には牛乳パックを持参していただくと
「こいつ、わかってるな…」
と、玄人として認知されます。
玄人扱いされたい方、ぜひ「あの村」に牛乳パックとともにお越しください!
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